利活用実績

2024年1月時点

試料と情報の提供実施状況

年度 提供実施数 NCGMが関わった
研究
NCGMが関わらない
研究
2023    19 13 6
2022    14 11 3
2021 8 4 4
2020 12 12 0
2019 14 9 5
2018 10 5 5
2017 9 6 3
2016 3 2 1

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NCGMが関わらない研究例(試料情報の提供のみ)

こちらで公開しております

NCGMが関わった研究例(共同研究とNCGM内部研究)

表示する年度を選んでください

提供年度 研究課題名
(簡略版も含む)
研究概要 試料等の種類
2023 肝細胞癌における免疫バイオマーカーの傾向に関する検討 肝臓がん患者さんへの適正な抗がん剤治療を模索し、心身的・経済的な面から治療負担の軽減を目指す研究です。たくさんの因子を測定するのに、バイオバンクの血液検体を使用します。 血清・血漿
2023 エムポックス特異抗体の研究 エムポック高リスク群において無症候性感染を含めた感染率を明らかにするためにエムポックス特異抗体を測定する研究である。 血清
2023 コロナ後遺症の病態解析 コロナ後遺症では、膠原病と同じように、自己抗体が高頻度に検出されることが分かりました。今回、対照としてインフルエンザウイルス感染後の検体として、バイオバンクに供与戴いた3検体を解析し比較します。 血清
2023 肝線維化糖鎖バイオマーカーM2BPGiの「発がん」に関するサブタイプ同定に関する検討 本研究では、肝がん患者を対象に、糖タンパク質であるMac-2 binding protein(M2BP)上の糖鎖変化を解析し、がん化に伴い糖鎖の変化が生じる分子機能的意義を解明することを目標とします。なお、血清20症例程度測定を予定しております。(国府台バイオバンク) 血清
2023 希少遺伝性疾患のゲノム解析 肥大型心筋症の患者で病的バリアント保有の有無を確認し、genotype-phenotype相関(病的バリアントが特定の疾患形質と結びつくこと)を検証する。 DNA
2023 C型肝炎発癌予測式の有用性検討 現在、直接作用型抗ウイルス薬(DAAs)の登場により、C型肝疾患患者さんが、持続的ウイルス学的著効を得ることができるようになりました。一方で、一度でもC型肝炎に罹患した場合、ウイルスが除去されても、発がんすることがあるため、C型肝炎治療後の患者さんにおいて、どのような患者さんが肝発がんするのか、わかりやすい指標の開発が待たれています。これまでに私達は、独自に見出した因子で、C型肝炎患者さんの血中濃度と肝発がんの関連性を報告してまいりました。そして今回、C型肝疾患患者さんの国府台病院バイオバンクの血清を用いて、C型肝炎治療が行われた後の肝がんの予測が可能か評価することを予定しております。なお、当施設に保存されている血清を20症例程度測定することを予定しております。(国府台バイオバンク) 血清
2023 リウマチ疾患とCOVID-19患者の比較解析 類似した治療薬を用いる各種リウマチ疾患とCOVID-19の患者血液を比較することで、それぞれの疾患に特異的な因子を探索する。 血清
2023 C型肝硬変患者における肝病態進展バイオマーカーの探索 抗ウイルス治療が施行されたC型肝硬変患者の血中タンパクなどを検討し、肝病態の進行と併せて解析することで、肝線維化進展や肝発がん等を予測する新規バイオマーカーを探索し、さらにその有用性を検証します。(国府台バイオバンク) 血清
2023 コロナ後遺症の病態解析 コロナ後遺症では、膠原病と同じように、自己抗体が高頻度に検出されます。本研究では、コロナ感染症前に収集した膠原病検体50検体を解析することで、コロナ後遺症の病態理解を試みます。 血清
2023 COVID-19による血栓誘発性自己抗体の誘導機序の解明 COVID-19(新型コロナウイルス感染症)でウイルスに対して誘導された抗体が血栓を引き起こす機序を検討することで、血栓症発祥のリスクをモニターする臨床的有用性の高い検査システムの構築と自己抗体を抑制する治療薬の開発につながる可能性を目指します。(国府台バイオバンク) 血清
2023 原発性アルドステロン症における生殖細胞系列バリアントと心血管系合併症の関連研究 NCGMおよびNCVCで原発性アルドステロン症(PA)と診断され各々のバイオバンクに登録された検体を対象に、医療情報と血液DNAサンプルの解析を行い、その病態を反映する診断年齢、高血圧の重症度や薬物治療抵抗性などを検証します。 DNA
2023 輸入感染症の多施設レジストリ研究 通常の診療の中で診断がつかなかった海外渡航後の感染症について、原因となる病原体を追及していき、輸入感染症の疫学についての新たな知見を得ることを目指します。
臨床検査の残余試料やバイオバンクにご提供いただいた検体を使用します。
関連サイト(J-RIDA):https://jrida-jprecor.ncgm.go.jp/j-rida/about/index.html
血清
2023 マイクロバイオーム・マルチオミックス解析から明らかにする疾患のバイオマーカー研究 これまで実施してきた腸内細菌の研究データを統合し、様々な疾患群(癌、感染症、免疫疾患、代謝疾患、消化器疾患)の早期発見のためのバイオマーカー同定や疾患の発症メカニズムの解明を目指します。バイオバンクに保有する試料も解析することで、時系列のデータを補います。
プレスリリース:https://www.ncgm.go.jp/pressrelease/2022/20220720.html
薬の種類や多剤併用が及ぼすヒト腸内細菌への全貌を解明~世界に類を見ない腸内細菌叢ビッグデータベースを構築~
血漿
2022 ナショナルセンター・バイオバンクネットワークを基盤とする疾患別情報統合データベースを活用した産学官連携による創薬開発研究 国立国際医療研究センター(NCGM)では、免疫炎症疾患の創薬研究に貢献するために、バイオバンクにご提供いただいた免疫炎症疾患の血漿・DNAの解析を進めます。
https://www.ncgm.go.jp/pressrelease/2020/20210125.html 
https://research-er.jp/projects/view/1125779
血漿・DNA
2022 ゲノム医療に向けたフェノタイプ抽出のためのリアルワールドデータに対する人工知能活用研究 AIアルゴリズムによる「主たる病名を自動判定する」学習モデルを開発し、医療データへの応用可能性を検討する。医療情報を用いた研究 https://www.ncgm.go.jp/pressrelease/2020/20200904.html  情報
2022 身体疾患におけるメンタルヘルスに関連する疾患横断的マーカーの探索的研究-6NCメンタルヘルスレジストリの利活用研究 6つのナショナルセンター・バイオバンクに収集された血漿(血清)を解析することで、心身相関のメカニズムの解明および疾患横断的なメンタルヘルス関連マーカーの開発を目指します。 https://www.japanhealth.jp/project/research/2020/13_nakagome.html 血漿
2022 NSAIDs・抗生剤・造影剤・アルコール消毒に対する薬剤アレルギー既往歴を有する症例のゲノム解析 ナショナルセンターのバイオバンクに登録された薬剤アレルギーを経験した症例について、DNA解析を実施し個々の特徴を研究します。より安全性の高い創薬技術の発展に貢献します。 DNA
2022 COVID-19における自己抗体の影響とその機能 COVID-19患者が、自己のタンパクに対する抗体を産生してるか確認し、その病態への影響を評価する。 血清
2022 SARS-CoV-2 RNA検出試薬 LAMPdirect Genelyzer KIT 臨床性能試験(唾液) キヤノンメディカルシステムズ株式会社では、「SARS-CoV-2 RNA検試薬 LAMPdirect Genelyzer KIT」を開発し、2022年4月8日に体外診断用医薬品の製造販売承認が承認されている。本試薬は、唾液中に存在する新型コロナウイルスRNAの有無を検出するための試薬であるが、承認時に「承認時のデータが極めて限られていることから、製造販売後に臨床性を評価可能な適切な試験を実施すること」との承認条件が付与されているため、唾液検体について追加の評価試験を行い、あらためて有効性の評価を行う必要がある。
本研究では、SARS-CoV-2 RNA検試薬 LAMPdirect Genelyzer KITと対照品との一致率を比較することを目的として、代替候補の逆転写酵素と既存の逆転写酵素との一致率を比較する。また、ウイルス不活化液の適用性についても検証する。
唾液
2022 日本人肺非結核性抗酸菌(NTM)症の発症・進展に関わる遺伝因子の網羅的遺伝子解析 肺NTM症及び肺気管支拡張症の発症・進展に関わる遺伝因子を明らかにすることを目的とし、GWAS研究及びエクソーム解析、全ゲノム解析で用いるDNA検体、臨床データを収集し、国内多施設共同研究に提供して解析を行う。 DNA
2022 B型肝炎患者のゲノム解析 B型肝炎患者のゲノムDNAやHBV-DNAを解析することで、肝発がんに関わる宿主因子やウイルス因子の同定を目指す研究である。NCGMバイオバンクの200例を含む750例を対象としたゲノム解析を実施する。 DNA・血清
2022 膵臓癌の代謝産物の研究 膵臓癌のリスクファクターであるIPMN、DM、慢性膵炎において膵癌に特異的に発生している代謝産物の評価を行う。それをもとにスコアリングを作成し、フォローアップの必要性を判断する。(国府台病院バイオバンク) 血清
2022 COVID-19患者のゲノム解析 COVID-19患者のゲノムDNAを解析することで、COVID-19の発症や重症化にかかわる宿主因子の同定を目指す研究である。1500例程度を対象としたゲノム解析を実施する。 DNA・血清
2022 SARS-CoV-2陰性検体としての活用(センター病院) SARS-CoV-2流行前の検体を利用し、ウイルスや抗体等の検査キットの陰性検体として利用する。 血清・血漿
2021 慢性肝炎患者の合併症リスクスコアの開発 肝臓は体内の栄養状態を一定に保つ大切な臓器です。そのため肝硬変になると栄養障害が起こりこれにより様々な合併症を引き起こします。本研究では慢性肝炎・肝硬変患者の血中の様々な栄養素を調べそれにより合併症の起こりやすさを予測する計算式を作ることを目的とします。 血清,血漿
2021 乾燥ろ紙血を用いた抗HIV薬の細胞内濃度測定に関する研究 抗HIV薬の細胞内濃度を測定し、十分な治療効果や予防効果が得られているか解析する研究である。500例(うちNCGMバイオバンク症例数200例)を測定する予定である。 血漿,PBMC
2021 無症状者における血清アメーバ抗体陽性率の検討 赤痢アメーバは、近年性感染症として注目を浴びています。血清アメーバ抗体は無症候者でも陽性になることがあり、そのような無症候で抗体陽性の人がアメーバ感染症の感染を広げている状況がわかってきています。しかしながら、日本のような高所得国の一般集団の中で、実際にどれだけの人がこの赤痢アメーバ抗体陽性であるかはわかっていません。この研究はそれを明らかにするための研究です。血清を1000件程度解析します。 血清
2021 HIV感染細胞のHIV潜伏感染と活性化の機序についての研究 HIV潜伏感染細胞を用いてHIVの潜伏感染の様式やHIV再活性化薬によるHIVの再活性化の機序などを解析する研究である。200例を調べる予定である。 PBMC
2020 自己免疫疾患の炎症が慢性化するメカニズムを解明する研究 独自に見出した新しいアラーミンについて、血中濃度と病態進行との関連を調べることで、関節リウマチ、血管炎症候群、多発性硬化症などの自己免疫疾患の診断や新たな治療標的としての可能性を探る研究である。血清または血漿を40 例程度測定する。 血清,血漿
2020 COVID-19感染感受性と重症化に関連するマーカーをオミックス情報解析から探索する研究 SARS-CoV-2感染者と非感染者の糞便・血漿検体から微生物及び代謝物の網羅的解析を行い、SARS-CoV-2感染のかかりにくさ/かかりやすさなどの免疫防御機構と関連する特定の常在菌・代謝機能分子を明らかにします。さらに、これら免疫防御機構がSARS-CoV-2感染者の重症とどのように相互作用するのかも解明します。また、腸内の常在菌と菌由来の代謝産物を網羅的に解析し、COVID-19の血栓症や凝固異常(血栓傾向)との関連からCOVID-19関連血栓症の病態メカニズム解明および新規バイオマーカーの同定を目指します。そのため血漿を111例測定します。 血漿
2020 B型肝炎患者のWGS解析 B型肝炎患者の全ゲノム解析を実施することで、B型慢性肝炎の発症や重症化に関わる宿主因子の同定を目指す研究である。NCGMバイオバンクに登録された約1000例分の全ゲノムデータを使用する。 DNA
2020 NSAIDs・抗生剤・造影剤・アルコール消毒に対する薬剤アレルギー既往歴を有する症例のゲノム解析 ナショナルセンターのバイオバンクに登録された薬剤アレルギーを経験した症例について、DNA解析を実施し個々の特徴を研究します。より安全性の高い創薬技術の発展に貢献します。 DNA
2020 固形腫瘍における遺伝子異常の網羅的解析 個々の腫瘍や臓器・組織によって実際に働いている遺伝子の構造や量がどのように異なるのかを、手術で切り取った臓器や血液の細胞などから遺伝子を取り出して詳細に調査する。それにより、将来、個々人によって病気の経過や薬の効き方が異なる原因も判明し、より正確な診断やより有効な治療ができるようになると期待されている。 組織,DNA
2020 COVID-19患者のゲノム解析 COVID-19患者のゲノムDNAを解析することで、COVID-19の発症や重症化にかかわる宿主因子の同定を目指す研究である。1500例程度を対象としたゲノム解析を実施する。
medRxiv preprint doi: https://doi.org/10.1101/2021.01.26.21250349
HLA-A*11:01:01:01, HLA*C*12:02:02:01-HLA-B*52:01:02:02, age and sex are associated with severity of Japanese COVID-19 with respiratory failure
www.nature.com/articles/s41598-022-07856-3
Genetic association of IL17 and the importance of ABO blood group antigens in saliva to COVID-19
DNA,血清
2020 代替法による血清抗赤痢アメーバ抗体検査の有用性を検証するための研究 過去に日本で使用されていた試薬の製造中止に伴い、2018年以降、血清抗赤痢アメーバ抗体検査ができない状況が続いています。本研究では、海外で広く用いられている手法・代替試薬による検査を、従来法による過去の検査結果が分かっているバイオバンク検体 を用いて、実施します。それらの結果から、代替試薬による血清抗赤痢アメーバ抗体検査を実施できる体制を構築するための研究です。血清を50-100件程度解析します。 血清
2020 HIV感染者およびそのハイリスク群における新型コロナウイルス感染の血清学的研究 ACCとSH外来に通院中の方の新型コロナウイルス抗体検査を行い、コロナウイルス感染の拡がりと危険因子を調べます。バイオバンクに保存された検体を使いますので、追加の採血はありません。 血清
2020 COVID-19を発症した透析患者のサイトカインプロファイルに関する前向き観察研究 透析を受けているCOVID-19患者に対するサイトカインの影響を調べることで、COVID-19治療としての、透析と組み合わせたサイトカイン除去療法の可能性を検討する。バイオバンクから透析を受けていない非COVID-19患者の血清を20症例程度測定し、対照として比較する。 血清
2020 ゲノム医療に向けたフェノタイプ抽出のためのリアルワールドデータに対する人工知能活用研究 AIアルゴリズムによる「主たる病名を自動判定する」学習モデルを開発し、医療データへの応用可能性を検討する。医療情報を用いた研究。
http://www.ncgm.go.jp/pressrelease/2020/20200904.html
臨床情報
2020 SARS-CoV-2陰性検体としての活用(センター病院) SARS-CoV-2流行前の検体を利用し、ウイルスや抗体等の検査キットの陰性検体として利用する。
https://doi.org/10.1016/j.gene.2020.145145
Serum CCL17 level becomes a predictive marker to distinguish between mild/moderate and severe/critical disease in patients with COVID-19
血清
2020 SARS-CoV-2陰性検体としての活用(国府台病院) SARS-CoV-2流行前の検体を利用し、ウイルスや抗体等の検査キットの陰性検体として利用する。 血清
2020 HIV患者の体重増加に関する研究 これまでの研究で遺伝子変異や抗HIV薬と体重増加の関連性が指摘されている。本研究は抗HIV薬と遺伝子変異の関連性について評価する研究である。末梢血単核球細胞を200症例程度測定する。 PBMC
2020 血友病患者及び健康成人における抗AAV中和抗体保有率の調査 国内血友病患者及び健康成人を対象に、アデノ随伴ウイルス(AAV)に対する中和抗体価を測定し、その保有率を明らかにする。血清を60症例程度測定する。 血清
2019 血液からの高精度迅速早期膵臓がん診断法の開発 現在早期診断が困難な膵臓がんの早期診断をごく少量の血液から迅速、簡便、正確に行うことができる方法を開発します。具体的には山梨大学の主導で島津製作所と共同開発した質量分析法と人工知能の一種を組み合わせた装置を使用し、山梨大学・Leicester General Hospital.・国立台湾大学医学院との多施設共同研究で実証していく予定です。 血清
2019 がんや難病に関するゲノム医療の推進に必要な健常群・コントロール群データの構築 健康な人もしくはがんの病歴を持たない患者様にご提供いただいた血液検体を使い、DNAを抽出し全ゲノム解析を実施します。
(厚生労働省公開情報: https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08564.html )
DNA
2019 ヒトパピローマウィルス関連肛門がん早期発見のバイオマーカーに関する研究 肛門管がんの新規な診断法として、血清バイオマーカーの有用性を評価することにより、肛門がんの早期発見を目指す研究であり、血清を100例程度測定する。 血清
2019 日本人妊婦の栄養状態の研究 検査結果の再現性を調べる必要性がある要因についてバイオバンクの血清を用いて検討する 血清
2019 C型慢性肝炎に対するDAAによる内服治療後の肝細胞癌発症に関する研究 C型慢性肝炎に対するDAA治療を行い、ウイルスを排除した後でも肝細胞癌が発症する事が知られている。今回の研究はDAA治療開始時の採血を活用し肝細胞癌が出現する可能性の高い患者さんを予測する事と、その抑制に関わる因子を明らかにする事を目指しています。 血清
2019 インターフェロンラムダ3の臨床的意義の解析 インターフェロンラムダ3の関連する疾患を調べることで、その生体における役割と臨床的意義を明らかとする。 血清、DNA
2019 HIV-1感染症に関する研究 HIV-1潜伏感染細胞を用いてレトロウイルス解析およびトランスクリプトーム解析を行い、HIV-1の持続潜伏感染メカニズムを明らかにする研究である。約200例を調べる。 PBMC
2019 日本人肺非結核性抗酸菌(NTM)症の発症・進展に関わる遺伝因子の網羅的遺伝子解析 肺NTM症及び肺気管支拡張症の発症・進展に関わる遺伝因子を明らかにすることを目的とし、GWAS研究及びエクソーム解析、全ゲノム解析で用いるDNA検体、臨床データを収集し、国内多施設共同研究に提供して解析を行う。 DNA
2019 造影剤アレルギーに関わる遺伝要因の研究 造影剤アレルギー患者の遺伝要因を解析する DNA
2018 抗HIV薬の血中濃度に関する研究 抗HIV薬の血中濃度と薬物代謝酵素や薬物トランスポーターの遺伝子多型を解析し、血中濃度の高低値とそれら遺伝子多型との関連を明らかにする研究である。(PBMC 450検体) PBMC
2018 HIV 感染症に付随する臨床症状の病態理解と治療法開発 抗エイズ薬の進歩によって患者さんの予後は大変、改善しました。しかし、高脂血症や心血管障害など、様々な臨床症状が認められます。本研究では、このような付随症状の原因を明らかにし、新しい治療法開発の可能性を明らかにします。 血清
2018 HIV感染症に関する臨床ゲノム情報に関する研究 C型肝炎の予後に関連する因子を検証する後ろ向き研究。HIV重複感染患者のC型肝炎の臨床経過を評価する。(PBMC・血漿 各80検体) PBMC,血漿
2017 脂質異常症の遺伝子解析研究 国立国際医療研究センター病院受診中の脂質異常症、300例を対象とする。
2017 肝線維化に関する研究 これまでの肝線維化研究から独自に見出した因子について、肝炎患者の血中濃度と線維化の進行度との関連性を調べることで、肝線維化の診断または治療標的としての可能性を評価する研究である。慢性肝疾患の患者血清を20症例程度測定する。 血清
2017 乾燥濾紙法(DBS)を用いたB型肝炎病態関連ゲノム解析法の開発と応用 肝炎・免疫研究センターにおいて乾燥濾紙法を用いたB型肝炎病態関連ゲノム解析の有効性を検討する。対象はB型肝炎患者30名、非感染者成人10名。
2017 新たな赤痢アメーバ症診断系(E. histolytica)抗原検査開発のための研究 診断遅れが原因で、致死的な感染症を引き起こす、赤痢アメーバ症の迅速かつ簡便な診断手法開発のための研究を、バイオバンクに保存されている血液検体により行う。 血清
2017 multiplex LAMP法の輸入感染症診断における 性能評価のための後ろ向き研究 海外渡航後に当院を受診しデング熱、チクングニア熱、ジカウイルス感染症のいずれかと診断された患者の血清を用いてmultiplex LAMP法による検査を行い本機器の性能評価を行う企業との共同研究である。 血清
2017 HIV感染症に関する臨床ゲノム情報に関する研究 HIV感染者臨床ゲノム情報データストレージを構築する。本研究で得られたゲノム情報は個人識別に使用されることはない。国立感染症研究所、東京大学などとの多施設共同研究 PBMC,血漿,血清
2016 ウイルス性肝炎に関するデータベース整備 全国から肝炎患者の検体や詳細な臨床情報を収集し、それらと各患者のゲノム解析データを組み合わせて統計解析する。最終的には、AMEDや臨床ゲノム情報統合データベース整備事業と連携して情報を共有する。 DNA,血清
2016 HIV-1感染患者血清中に存在するレトロトランスポジション誘導活性の把握 エイズ病態におけるウイルス蛋白質の関与の可能性を明らかにする。(血漿200検体)
Matsunaga A, Oka M, Iijima K, Shimura M, Gatanaga H, Oka S, Ishizaka Y
A quantitative system for monitoring blood-circulating viral protein R of human immunodeficiency virus-1 detected a possible link with pathogenic indices.
AIDS Res Hum Retroviruses. 2019 Apr 2. doi: 10.1089/AID.2019.0016.
血漿

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NCGMバイオバンクの
研究活動・成果

研究者による様々な研究が行われています。

  • 基礎研究者
    基礎研究者
  • 臨床研究者
    臨床研究者
  • 他機関研究者(企業含む)
    他機関研究者
    (企業含む)